田舎に住むということ

田舎の更に奥の山あいの地区では人が住んでるのかさえわからない場所がある。
自分の住んでいる田舎は棚に上げて置いて言うのだが、慣れない土地では少し緊張する。
たいていの場合、きれいに整備された畑や水田が突如現れ気持ちが和む。
人がいるわけではないが、人が来て何かしら手を加えた様子や気配を感じて内心ホッとするのだ。
なかには絵に描いたような美しい景色に出逢えたりする。
そういう素晴らしい情景、例えばよそ者の私をこっそりもてなしてくれるような道端の向日葵とゴミひとつ落ちていない景色を見て心揺さぶられずにはいられない。
そこに住む人たちの民度の高さや生活の豊かさを、つい考えてしまう。