ジョージナカシマとウォートンエシャリック

デザインやモノづくりの国といえばヨーロッパを連想しがちだが、日本は多分にしてアメリカの影響を受けている。
自分の好きなアメリカと言えば、いわずとしれたジャズ、コルトレーン。
ボサノバ、”イパネマの娘”はスタンゲッツとアストラッドジルベルト。
キューブリックの映画。音楽はシカゴやアースウィンデントファイヤー、伝説のウッドストック。
バスケはアイバーソン、アートはアンディウォーホル、アップル、ナイキ、ザ・ノースフェイス、コーヒーはスタバ。
師がデザインしたケトルはビタクラフト、ミッドセンチュリーの家具=イームズ、ベルトイア、ジョージネルソンなどのデザイナー。
家具づくりではシェーカー家具、ジェームズクレノフ、そしてジョージナカシマ。
気が付けばたくさんの本物のアメリカ文化が自分の周辺にある。

今は亡きジョージナカシマは言わずと知れたアメリカを代表するウッドワーカー。
日本では桜製作所がナカシマのライセンスを持ち製作している。
ナカシマを敬愛する日本の木工家は多い。

ウォートンエシャリックはスタジオファニチャーを確立した第一人者。
ひじ掛けのない方のチェアはアメリカの伝統的な生活道具である木づちの柄を使用している。

冬の雪と寒さがあるからこそ

2017年の2月は大雪でした。
近年稀にみる仕事の忙しさと、今冬の雪で体力と気力がへなへなになりました。
雪はしんしんと降るのではなく、のつのつと積もるのです。
加え、大体気温は氷点下。
素手の作業、機械の鋸やサンダーのモーターなどで冷たい風がこたえる。
こんなことを言ってたら、周りやもっと寒い所で生活している人には申し訳ないが。
この厳しい環境があるからこそちょっとやそっとではへこたれません。
この冬の寒さがあるからこそ、ここに住む私たちは”春”に特別な想いを抱く。
雪代と霞。山のマンサクの花が咲き始めたら青森ヒバの花が咲く。
里はサンシュユやレンギョウ。すぐ後に梅、辛夷、桜と続く。
もうわんつかで春だばな。
けっぱれなどわ。

孤独の鳥

ラインホルトメスナーのナンガ・パルバード単独行の中で引用されている言葉です。

一羽の孤独の鳥には五つの条件がある。
第一は最高点まで飛ぶこと。
第二はたとえ自分と同類であろうとも仲間を欲しがらないこと。
第三はくちばしを天に向けること。
第四は一つの決まった色をしないこと。
第五はごくかすかな声で歌うこと。

浜田剛爾さん

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先日、浜田剛爾さんの偲ぶ会が都内で行われました。
アーティストや美術関係者で賑やかでした。
わにもっこもINAX時代から本当にお世話になりました。
浜田さんに会えるのが何よりの楽しみで青森市へ通いました。
たくさんの思い出をありがとうございました。

エンピツ喰いのこだわり

mail312-0-113年前一緒に仕事をしていた木工家の先輩から”エンピツ喰い”と言われた。
確かに自分の使っているエンピツを探せば、毎回4~5本くらい出てくる。
”エンピツ喰い”は、その後もしばらく続き、自分なりの対策として、エンピツにちょこっとだけこだわりを持つことにした。
uniは故秋岡芳夫氏のデザイン。
1991年、僕が学生のころ新宿の東京ガスのショールームでブナを活用した展示会の時、アルバイトと審査委員長としてお会いした。
それっきりだが、秋岡さんの数冊の本をバイブルにして今日に至る。
その秋岡さんのデザインとなると、当然シャキッとなりマス。
エンピツはしょっちゅう落としますが、芯が折れないだけでも長く使えて重宝。
特筆すべき点は、30年以上前秋岡さんと共に全国の産地指導をしてきたプロダクトデザイナーの荻野克彦さんと20年以上の交流が続いていて、デザインの勉強をさせていただいてること、商品開発を続けていること、そしてこのuniが行きつけの山中金物店に置いてあることです。

”消費者をやめて愛用者になろう”
エンピツ喰いは少し解消されました。